アサヒビールは新たにアルコール度数0.5%ののビールテイスト飲料を3月30日に発売しました。
アルコール度数が1%未満なので、酒税法上はお酒に分類されずに「清涼飲料水」にあたります。アルコールは含まれていますので、未成年者や運転される方は、飲むことはできません。
作り方は、麦芽に酵母を加えて発酵させるまではビールと同じです。ビールはこの後ろ過しますが、微アルは蒸留してアルコールだけを取り除きろ過します。
海外では、自ら進んで低アルコール・ノンアルコールを選ぶ「ソバーキュリアス」というライフスタイルが注目されているそうです。また、日本でも既に若い世代を中心に「酔いたくない」と考える人が増えている調査結果が出ています。健康志向をはじめとする多様な考え方を受け入れ、「節度を持って自律的にアルコールと向き合う」というスタイルは、今後日本でも広がっていきそうですね。
微アルコールは、ビールか、ノンアルコールビールかの間で、少しだけ飲みたいという人には嬉しい商品になるかもしれません。今回はお酒に関するニュースをお届けしました。