第16回 ワインと適温

こんにちは、吞もかな通信運営部です! 気温も徐々に上がってきて、冷たい飲み物に惹かれる時期ではないでしょうか。吞もかな通信第16回は、前回に引き続きワインの温度ついてお伝えしていきます。

はじめに

ワインの味わいは温度によって変わることを知っていますか? 冷やして飲むのが良いか、常温で飲むのが良いかよく分からないのがワインではないでしょうか。今回は、どんなワインはどんな温度で飲めばよいのか調べてみました。

ワインの温度を下げる・上げる

下げる

温度を下げた場合、ワインの味わいはフレッシュでシャープな印象になります。フルーツの香りが際立ち、酸味についても、ハッキリと感じ取ることができます。温度を下げることで、全体のバランスがスマートでシャープなワインになります。また、第一アロマと呼ばれるブドウ品種特有の香りや第二アロマという発酵・醸造による香りが際立つようになります。その結果、均整の取れた味わいになります。

上げる

一方、温度を上げるとワインは酸味が柔らかくなります。冷やすことで隠れていた香りに広がりがでる為、複雑性が強くなります。熟成感が増して、ワインの渋みはまろやかに、酸味は柔らかくなります。また、温度が高めになると、香りの広がりも大きくなります。結果として、繊細さが抑えられて、ふくよかな印象になります。

このように温度を下げること・上げることで、本来のワインの持つ個性を立たせることができます。温度によってワインは味が変わるため、ワインの特徴に合わせて温度にもこだわると更に美味しく飲むことができます。

ワインと温度

・赤ワイン(フルボディ)―16~18℃

赤ワインの色素成分であるタンニンなどの果皮に由来する物質は、温度が低いと酸味と苦味が強調されてしまいます。そのため、ボルドー産(いかり肩ボトル)などのタンニンの強いコクがあるタイプはこれ以上冷やさないのがポイントです。

・赤ワイン(ライトボディ)―14~16℃

ブルゴーニュ産(なで型ボトル)などの渋みが少ない赤ワインは、少し温度を下げてフルーティーさや爽やかさを楽しみます。

・白ワイン(辛口)、ロゼワイン―10~14℃

白ワインの温度はコクがあるタイプは少し温度が高めで、酸味が強いものは少し低めで飲むのがおススメです。ロゼワインも白ワインと同じ考え方で問題ないです。

・白ワイン(甘口)―8~10℃

甘口の白ワインは、温度を低めにすることで甘味と酸味のバランスが良くなります。アイクリームと同じで、あったまると甘味が強調されてしまうからです。

・スパークリングワイン―4~8℃

スパークリングワインは、温度をやや低めにすることで爽やかな酸味とスッキリとした印象を与えます。また、十分に冷えていないと炭酸がすぐに抜けてしまいます。

まとめ

ワインの特徴を少しでも知ると、適温が分かってきますね。どうしたら、より美味しく飲めるか?を考えられての温度設定だったことには驚きました。また、セオリーはありますが、ご自身が一番美味しいと思う温度飲むのも大切なことです。ご自身の適温を見つけてみてはいかがでしょうか?
今回は、前回に引き続きワインについてお伝えしました。ワインも奥が深く、知れば知るほど色々飲みたくなりますね!

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