第2回お店紹介 Tenderさん―松戸の大人のオアシス― 後編

こんにちは、呑もかな通信運営部です! 今回の呑もかな通信は、前回に引き続き呑もかなに掲載して頂いているTenderさんにお邪魔したインタビュー後編です。今回も、狐塚さんのこだわり等を教えて頂きました!

Interview

後編の今回は、前編の続きに加え狐塚さんにこだわり等を教えて頂きました。

単純に飲み歩いていただけ

飲みながら、お知り合いの輪が広がっていく感じなのですね。
狐塚さんご自身も飲むのがお好きとのことですが、飲み歩いていた経験を生かして今のお店の形にしているのですか?

全然ない、単純に飲み歩いていただけ(笑)。お客さんとして、飲みたいだけで、よその店がどうのとかは気にしてないし、参考にもしてないです。料理のレシピくらいかな。色んなところに行って写真撮って来て、居酒屋のメニューとか、このくらいなら自分でも作れそうだと思ったものは参考にしてます。だから食べ歩いているのはありますね。

20歳の頃からずっと本当に色んな所に飲み歩いていました。誰かとつるんで飲みに行くというよりは、いつも一人飲み一人食いしてました。私は勝手だから、誰かと時間を合わせたりするのが苦手で(笑)。約束しておいて、その日気分じゃないと行きたくなくなっちゃうから、ほとんど一人で行くのが多いですね。チェーン店があまり好きではなくて、個人でやっている小さいお店を探して、どこでも入っちゃう(笑)。 偶然入ったお店で、頼んだメニューが美味しいとそれが嬉しくて、またそれを食べに行ったりとか、他の人に紹介してあげようとかが楽しいですね。

もしかして、松戸のお店はだいたい網羅していたり…?

いやいや、流石にそんなことはないです(笑)。駅前近くとか、もともと西口に住んでいたので、西口の自分の住んでいた家のところまでですね。松戸東口は、10年間松戸に住んでいましたが、ほとんど降りたことなかったです。飲みに行ってたのは、西口と仕事が都内だったので都内で飲んでました。なので、松戸はほとんど知らないです。

お店始めてから、色々紹介してもらったり、こっち口に何があるんだろうって色んな所を見てみたり、行ってみたお店で更に紹介して頂いたりですね。そこのお店に行って、その先にまた何かがあってみたいな感じです。紹介して頂いたお店は、基本的に一回は足を運ぶようにしています。仕事柄あまり休みがないので、あまり行けてませんが。昼空いているお店は、お昼に行ったりとかしてます。

夜はお店に居るとなかなか他のお店に行くのは難しそうですが…?

お客さんが帰るまではお店を開けていますが、以前は息子のお弁当の時間に合わせてたんですけど、今は家が近いのでお店で作ってます。暇だと2時とかに閉めて、12時くらいに様子を見て閉めて他のお店に行く時間にしています。

お客様と私は対等です

お店を運営する上で、これだけは譲れないことはありますか?

ない、ポリシーが、ないのがポリシーです(笑)。何も考えていないってこと、根本的にはよ(笑)。ここ始めるって時に、急にいきなりやって、失敗するし、潰れるってみんなに言われたんだけど、絶対に潰れないと思った。なんでって、私がやるから。それくらい、図々しいの(笑)。

あ、でも、基本的に来てとかっていう連絡を一切しないんですよ。で、お礼の連絡もしない。ずっと徹底してきたから、連絡はないものだとお客さんも思ってくれている。だって嫌じゃない? この日に飲みたいなって時に、暇だから来てって言われると、今日はこのお店の気分じゃないんだよなっていうこともあるから。

逆にもともと飲み師の立場から見た時に、そういう風に電話をもらうのが嫌だった。だから全員うちの女の子たちにも連絡は一切しないでって伝えています、時間の無駄だから。お客さんは、入る時は入るし、入らない時は入らない。そこを徹底していれば、やらなくていい。要するに、自分が楽したいだけ(笑)。完全に営業電話でしょ、呼ばれて行って、急にお店が混んでしまった場合、うちは放置プレイだから。余計にそれは失礼なのでしないように、そこは気をつけているのかもしれない。

あとは、うちのお店が嫌な人は来なくて良いと思っていて、合わない人は絶対居て100人居て100人に好かれようとは思ってやっている訳ではないので。楽しいな、居心地が良いなって思ってくれる人が来てくれれば、それで良いと思ってます。同じ一万円を使うとなっても、嫌だなって思って来てる人はその一万円を高く感じるということなんですよね。一生懸命働いたお金で、家でも飲めるお酒を外に出て飲むっていう事は、そこに何か付加価値を感じて通って来てくれていると思うから。合わないなら、来なくていいし、来て欲しいとも思わないですね。

お客さんもお店を選ぶかもしれないけど、お店もお客さんを選びますよって。お客様は神様ではなくて、お客様と私は対等です。やっぱり、ここも絶対曲げられない所ですね。お客さんが凄く良い店だよって他のお客さんを連れて来てくれるっていうのは、気に入って来てくれてるってことだと思ってます。私も、嫌だなって思ったお店には行かないもん(笑)。イコール自分のお店にもそうしているって事ですよね。「何であれに五千円なんだろう」っていうのと、「あぁ楽しかったな、これでたった五千円」っていう価値は、絶対にこちらが押し付けることはできないので。あと、色んなことを言われても気にしない。だってしょうがないね、こっちだって嫌なことは嫌だもんって。誰でも彼でも来て欲しいとは思っていないので。それを言われて風評被害で潰れてしまうなら、そこまでの店だってことだと思っています。

最後に、うちの女の子たちの文句言うと私は本気で怒りますね。私が言うのは良いんだけど(笑)。他の人が言うのは絶対に許さない。私を助けてくれる大事なエネルギーになっている人たちだから、彼女たちが居なければ、ここのお店はできないので。ここも譲れない所ですね。

居なくていい自分は

今後、何か新しい変化はありますか?

木曜日は定休日だったんだけど、定休をゼロにするために新しいスタッフに来てもらうことになりました。箱って開けていればゼロってことはないんですよ。それで実は、木曜日を定休にしたのは木曜日が悪かったから。でも、やってくれる人がいるんだったら24時間開けていてもいいわけじゃない。人がいないからやってなかっただけなので。

目標としてた定休ゼロというのは、新しいスタッフが来てくれることでそこは埋められる。お店は開いてるけど、木曜日に私はもう出ないよって言ってる。「居なくて良い、居なくていい自分は」と本当に思っていて。他にもやりたいことがあるから。ここにずっと居ないといけないと、次にいけないんだよね。お客さんにも慣れてもらう。私が居ても居なくても来てくれる箱じゃないと商売として失敗だと思ってるから、居ない日っていうのを、定期的にわざと作ってる感じです。

箱ってもったいないの、だって家賃が発生してるから「その分をどうやって回収しよう?」ってなった時に、電気代がかかろうが、人件費がかかろうが、開けておけば、あそこいつ行っても開いてるってなった方がお店としては強いと思うんですよね。

Tenderさんの一番の魅力はなんでしょうか?

お客さんがいい人。お客さんが良い人ということに尽きる。家に帰って来る感覚で、帰ってきて欲しいですね。

この仕事は本当に奥が深い

やっててよかったな、楽しいなということはありますか?

知らない人に知り合えるってことに尽きるかもしれないです。昼間の仕事の動いてる範囲だと決まった行動しかしないし、決まったお店にしか飲みにも行かないし。決まった人にしか会わない。だけど、お店始めてから、前の職場の倍以上に人間関係が広がったし、中には本当に偉い人達もいて、そういう人たちからの色んな話が聞けるっていうのは、自分の勉強にもなるから凄く良かったことですね。

なかなかちょっと知り合えないクラスの人に知り合えたりすると、色んな意味で勉強になる。あとは、元から皆に幸せになって欲しくてお店をやっているので、そういう方々は物に執着したりはないから、そこも含めて凄く勉強になる。こういう風にしないといけないんだなって思うし、知らないから色々教えてもらえる。

シャンパンとかは、結婚式でしか飲んだことなかったんだけど、「冷えてないから出さないんじゃなくて、氷に塩入れて冷やして出しちゃうのよ!」って教えてくれたママさんとかも居て。なるほどなぁと思って、この仕事は本当に奥が深いですね。

お客様に一言お願いします。

いつでも遊びに来てください!

まとめ

ご自身が飲むのが好きだからこそ、お客様の立場で対応ができる狐塚さん。多くのお客様が、他の方に紹介したくなるお店なのだと思いました。芯が強く、時代に合わせて柔軟に対応しているからこそ多くのお客様に愛されているtenderさん。皆さまもオレンジの看板を目印にTenderさんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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