こんにちは、吞もかな通信運営部です! もう、すっかり夏の気温で毎日暑いですね。暑さとはあまり関係ありませんが第17回吞もかな通信の今回も、引き続きワインについてご案内していきます。
目次
はじめに
ワインを飲む時によく、「フルボディ」や「ミディアムボディ」という言葉を聞くことがあります。何となく、重めのワインをフルボディと言うのかなと思われている方も多いかと思います。では、その重いとは何を基準にそのように感じるのでしょうか。今回は、ワインのボディとは何かを調べてみました。
ボディとは
ボディの尺度
ワインのボディは、喉ごしに感じる濃さや、コクで測ることができます。辛口ワインにおいては、アルコール度数と直接関係しています。
フルボディのワインの特徴
アルコール度数が高い。リッチなテクスチャー。香味が強い。オークが熟成している。瓶詰め前に一定期間熟成させている。酸度が低い。産地は温暖な地域etc…があげられます。
ライトボディのワインの特徴
アルコール度数が低い。淡いテクスチャー。香味が弱い。オーク熟成していない場合が多い。瓶詰めしてすぐにリリースされる。酸度が高い。産地は冷涼な地域etc…があげれます。
フルボディとライトボディでは、全てが反対なことがわかりました。では、そのような特徴はどこからやってくるのでしょうか。それは、葡萄が太陽に当たる日照量に関係しています。
葡萄が熟すと
日照量
・日照量が多い = 糖度が高い = アルコール度数が高い = 印象的なワイン
・日照量が少ない = 糖度が低い = アルコール度数が低い = 印象が薄いワイン
アルコール度数から分かること
葡萄が完全に発酵した辛口ワインにおいて、ワインの中に糖度は残っていません。糖がアルコールと二酸化炭素に分解されるからです。そのため、糖を多く含む葡萄から作られたワインがアルコール度数が強くなります。
平均的なワインのアルコール度数は、13.5%です。アルコール度数の高いワインは、平均的なものに比べて、口に入れた瞬間に重く感じ、葡萄が完熟しているため酸度は低めで、香りと果実香が濃厚です。アルコール度数が低い辛口のワインは、反対に、香りは弱く、ハーブのような淡い香味があります。
まとめ
アルコール度数の高さとボディは深く関係していることがわかりました! 言葉はよく聞く、ボディですが、アルコール度数によって変わってくるんですね。赤ワインを飲んで、重いと感じ理由が何となく分かったかと思います。
ワインを選ぶ際は、アルコール度数から、ワインの特徴を想像することができると思います。是非、お店で飲む際や、ボトルを買う際は参考にしてみてください。